iPadOS、USBメモリ接続とファイル操作。

〽️ 「じゃあsurfaceにしろよ」その2。





目玉機能はマウスだけではない。

こんにちは、「ふ」です。
ついに来たiPadOS,堪能していますか?

iPadOSのマウス操作でexcelを使ってみる。

前回はマウス操作について紹介しましたが、他にも嬉しい新機能がiPadOSにはあります。それは、外部メモリ接続が可能になったことです。

これまでもiOS専用の外部メモリとしての製品は存在したのですが、専用アプリのインストールが必要であったり、保存したデータはiOS上でしか閲覧・編集できなかったり。
「メモリ容量稼ぎ」としての存在に過ぎなかったように思います。

しかしこれからは一般の外部メモリを使って、他の機器とデータをやりとりすることができる。これはデカい。
クラウド経由ができなかったりオフラインな環境でも一切を問わず、ファイルのやりとりができるようになったんです。
今回はUSBメモリで試してみたので、紹介します。



つないだよ。

iPadにUSBメモリを接続してみたところ、ちゃんとファイル一覧が表示されました。

ちょっと疑問に思っていたのが、「読み込んだはいいが、PDFや動画など、いろんな形式のファイルをちゃんとiPad上で開くことができるのか?」ということです。

それを検証すべく今回使っているUSBメモリ(lexar)にはフォルダ「iPadOS実験」を作成し、その中にpngファイル、PDF、word文書、動画の4種類のファイル形式を置いておきました。




word文書


mp4


PDFやpngはもちろん、動画やword文書もちゃんとプレビューすることができました。ファイルアプリ単独で閲覧できるのが嬉しいですね。

ファイルをiPad上の他のアプリで開いて編集できるのか?
〜それに関しては個々のアプリがiPadOS対応にアップデートしてくれるよう期待しましょう。






フォルダ間移動。



ファイルのフォルダ間移動。PCのようにドラッグ/ドロップで行うことができるのでしょうか。試してみるその前に、finderもとい・・fileアプリをもう1つ開いて表示します。

fileアプリを開いている状態で画面下中央を少し上にスワイプすると、DOCKが現れます。そしてfileアプリのアイコンを長押ししつつ、画面の右端(または左端)へとドラッグ。




あら不思議。画面上にfileアプリをもう1つ開くことができました。
同じアプリを複数表示させる、これもiPadOSの新しい機能です。ではファイルを移動させてみましょう。




ちょっと脱線ですが、ファイルのアイコンを少し長押しするとメニューが表示されます。




長押ししたものをそのまんま離さずに、「このiPad内」へとドラッグします。




おお!



ドラッグ/ドロップだけでフォルダ間を移動できました。

元のUSBのほうにもアイコンが残っているということは、「移動」ではなく「コピペ」されているみたいですね。



作ったファイルを外部保存。




対応アプリがまだまだ限定されるのですが、iPad上で作成したファイルを外部USBに保存してみましょう。
Apple純正アプリのPagesで実験してみます。

これは当ページを作るにあたっての下書きをPagesで書いたものです。画面右上にある、「…」をタップします・・

あ・・

もうiPadOSなので、「マウスでクリックします」と言えばいいんだ(キラリ)。




メニューが表示されるので、「書き出し」を選択。




今回はPDFファイルとして書き出すことにしました。




保存先を聞かれるので、「ファイル」を選択。




外部USBを選択し、「保存」。




扨(さて)。

iPadからUSBメモリを外し、Macに挿してみます。
果たしてちゃんとファイルを開くことができるのでしょうか・・




ちゃんとFinderに表示されました!
iPadOS、そしてリリースを待ち続けた皆んなに、「おめでとう」と言いたい。



さすが令和。

iPadOS、随分と便利になったものです。さすが令和。
然し乍ら、iPad上で作成したファイルを外部メディアに保存する操作はまだちょっと回りくどい印象ですね。

でも良いんだ。

スマホやタブレットの「スペック面における進化」が頭打ちになってきた今日この頃。
必要なのは、「中身の進化」でした。そこに目をつけたAppleさんに敬礼!

そして我が国の元号の改定とiPadOSの登場はあまり関連性はない、と・・結びの文章を書いている途中で気付く、「ふ」でありました。













「ふ」です。

swift、web、ガジェットなど。役立つ情報や観ていてたのしいページを書いていきたいと思います。

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