Sidecar。Catalinaでついに実現。

〽️ 待ち望んでいたぞ。







Sidecarがやってきた。

こんにちは、「ふ」です。
iPadOSの登場に続いて、ついにmac OS Catalinaも正式リリースされました。注目の新機能として「Sidecar」というものがあります。これはiPadをmacのサブディスプレイとして使ったり、ミラーリングさせてiPad上でmacアプリの操作ができるというすごいもの。

早速試して行きますぞ。



設定しましょう。

Sidecarを動作させるには以下の条件が必要です。

接続条件
・iPadはiPadOS
・macはCatalinaにそれぞれアップデート。
・同一wifiに接続状態。
・macもiPadも、同じApple IDでサインイン。
・無線接続の場合は両方のbluetoothをオンに。

なんだか制約が厳しそうに見えますが、普段のMacやiPadの設定をしていれば、既に上記のいくつかはクリアできていると思います。

mac画面上部のメニューバーのここをクリックするとメニューが現れます。

接続先として「ipad」を選びます。

映った!

はい、見事にmacの画面がiPad上に映し出されました。

iPad

iPadの画面下部を少し上にスワイプするとドックが現れますが、iPad上では「sidecarアプリ」として認識されているようです。



3種類のパターン。

mac

sidecar接続状態でメニューバーのここをクリックすると、メニューが表示されます。

mac

ディスプレイの表示方法は3種類あるみたいです。
それぞれ見ていきましょう。

・内臓Retinaディスプレイをミラーリング

iPad

この機能は、macの画面を縦横比そのままでipadにミラーリングさせます。

・Sidecarディスプレイをミラーリング

mac

こちらは逆に、ipadの画面が縦横比そのままでmacにミラーリングされます。

・個別のディスプレイとして使用

これがmacbookユーザにとって待ち望んでいた機能ではないでしょうか。個別のアプリをipad側に表示させることができます。
iPad側でブラウザを開いて検索しながら、mac上で作業を行うなど、サブディスプレイとしての役目をiPadが担います。

mac

ipad側で表示させたいアプリのヘッダーバーを掴んで、画面外にドラッグ。

iPad

はい。ブラウザがiPad上に移りました。

mac

iPad上に移動させたアプリを再び掴んで画面外に運ぶと、macのほうに戻ってきます。
画面サイズの小さいmacbookにはとても嬉しい機能ですね!



iPad上での操作。


ipad上では、マルチタッチジェスチャーとapplepencilでタッチ操作ができるのと、macに接続しているmouse、keyboardでの操作にも反応してくれますよ。

クリックはpencilで。指ではできなかったです。

拡大/縮小などのマルチタッチジェスチャは指でできます。

マウスカーソルは両方の画面を行き来しての操作が可能。

あと、macに接続しているkeyboardで両方の画面上でタイプを行うことができます。

操作性は申し分なし、というところでしょう。



手応えよし。


ずっと待ち望んでいたSidecar機能。手応えは上々です。
実はまだ完全には動作が安定していないようで、切り替えを頻繁に行っていると、iPad側の画面が固まってしまうこともあります。今後の改善に期待しましょう。

そして次回はついに、イラレの「液タブ化」を試して見たいと思います!お楽しみに。













「ふ」です。

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