〽️ 毎日触ってます。 〽️ UIが広々使える。 〽️ スマートガイドもちゃんとあるよ。 〽️ パスファインダーもある。 〽️ 惜しいところ。 〽️ 結論。ほぼイラレ。
⬆︎Vectornator使い方についてのまとめページはこちら。
Vectornator X - Linearity GmbH
こんにちは、「ふ」です。
「Vectornator」、どこかで聞いたようなネーミングですね。確かpixel・・
前回の記事ではSVG作成ツールとしてこのVectornatorを取り上げさせていただきましたが、他のIPad用グラフィックアプリと比べて操作性がとても良いので「ふ」はとても気に入ってしまいました。
インストールして以来、毎日アプリを開いて遊んでいます。
と、ここで気になるのが、
というところ。
果たしてVectormator、「iPadのイラレ」となりうるのか、操作してみて検証していきたいと思います。
iPadでの画像編集は狭い画面内で行わなくてはならないので、なるべくシンプルなUIでありたいところ。
〜思えば、モバイル版CGアプリは「機能充実」と「作業スペースの縮小」が諸刃の剣だった。ツールが多様になればなるほど、作業スペースがその分縮小されてしまいます。
問題を打開したのがこのVectornator。
基本的にツールアイコン群が隠れているので、画面上には必要最小限のボタンしか表示されていません。すっきりしていて心地よいです。
ボタンを押すとメニューが展開し、目的のツール/機能を選ぶことができます。
作画中はiPadの画面をほとんどフルに使って作業することができます。
ペジェ曲線を練習したい人にとっても快適ですね。
ちょっと使っていきましょう。
始めに、星と円を描きました。
この2つのオブジェクトを中央揃えにしたい。
Vectornatorの「整列」機能を使っても良いのですが、イラレのように「スマートガイド」もちゃんとあります。
画面左上のファイルメニュー▶︎設定をクリック。
設定に関するダイアログが開きました。1番下の「スナップ」をタップすると、スマートガイドのオン/オフを指定できるように成増。
表示されたガイドに沿って、オブジェクトの中心を揃えることができました。
扨(さて)、歯車を作るには星型と円の交差部分をパスとして抽出する必要があります。こんなときイラレであれば、パスファインダーでちょちょいとできるのですが・・それに該当する機能はあるのか?
画面右上のインスペクターパネルから、「パス」を開くとちゃんとありました。Vectornator上では「ブーリアン」と呼ばれているみたい。
交差部分の抽出に成功。
あと内側の角もカットしたい。先ほどよりひとまわり小さい円を描いて「合体」させます。
そのほか手を加えて、円形グラデーションで着色しておきました。 イラレ虫なら直感的に目的のツールを操作することができます。これはもう・・・
本家illustratorと比較すると、もちろん3Dや効果などの高度な機能はありませんが、基本的なところは揃っているみたいです。 ただ1つだけ惜しい点がありました。それは、
Vectornatorにデフォルトで用意されている日本語フォントは少ないので、ここはiPadOSの本領発揮・・外部からフォントをインストールしてアプリに取り入れよう!と思ったのですが・・
ダウンロードしたフォントがVectornatorには反映されませんでした。
Apple純正アプリのpagesなどではそのまま使えるのだが。
日本語フォントのロゴを作ってみたいのに・・ 惜しい。
Mac版Vectornator
因みにmacOS版のVectornator(何と、2019年12月現在これも無料!)ではインストールした外部フォントが使えました。 iOS版においても早く対応してほしいところですね。
申し訳ありません。その後さらに調査した結果、別の方法で外部フォントをVectornator内で使えることが判明しました。
詳細はこちら⬇︎に貼ってあります。
これで一層、弱点がなくなってしまいました。
今回はVectornatorの一部の機能しか紹介できませんでしたが、他にもイラレライクな機能がたくさん盛り込まれていますよ。
とにかく触っていて楽しい。他のiPad版CGアプリとは違う。
贅沢な無料アプリが登場しましたね。
〜実は最初、ちゃんと機能を調べないままに使ってみたところ「他のCGアプリと大差ないな・・」と思ってもいました。
しかしサイト上で紹介するとなるとそれなりの調査は必要・・ということで、その後いろいろ試してきた上での結論、
モバイル上で「ほぼイラレ」が体験できますよ ♫
関連記事
swift、web、ガジェットなど。役立つ情報や観ていてたのしいページを書いていきたいと思います。
🐧 twitter 🐧