Vectornator iPad、外部フォントを追加。

「ふ」が間違っていました。

こんにちは、「ふ」です。
以前Vectornatorの紹介記事を書かせて頂いたのですが、その中で「iPad版Vectornatorでは外部フォントを取り入れる事ができない」と述べてしまいまして‥しかもデメリット要素として紹介してしまっていたのです。

私が悪うござんした。

その後もiPadでVectornatorを色々といじっていたところ、外部フォントが使えるという事が判明したのであります。
勉強不足ゆえに、誤った情報を提供してしまってすいませんでした。今回、お詫びも兼ねてその方法を紹介したいと思います。

2020.10.28追記。

さらに、 2020.10月。
iPadOS14がリリースされ、iOS自体の外部フォントへのアクセス方式が変更されました。
そこでVectornatorチームから、フォントをインポートするためのアプリが登場しています。詳しくはこちら⬇︎の記事を参考にしてください。

• iOSでカスタムフォント！Fontinator 使い方。
  

  2020.10.28
  〽️いろんなアプリで外部フォント。

ファイルアプリにフォントがあればOK。

iOSにはフリーフォント をインストールできるアプリが存在するのですが、2019年12月現在、Vectornatorはカスタムフォントには対応していないのでそのまま使う事はできませんでした。
しかし、iOSの「ファイルアプリ」にフォントを入れておけば、Vectornatorからアクセスできるのです ♫


ではファイルアプリにフォントを追加する手順から紹介していきますね。

iPadにフォントをダウンロードしよう。

iPadのSafariでフォントのサイトにアクセスします。今回はフリーフォント の「源界明朝」を落とすことにしました。

「源界明朝」のサイトはコチラ。

ダウンロードが完了したら、Safari画面の右上にある「↓」ボタンを押しましょう。
ファイル名が表示されるので、「🔍」マークをタップしてファイルアプリに表示させます。

zipファイルをタップすると展開されます。

展開されたフォルダをタップ。

真ん中の.ttf拡張子のものがフォントファイルですね。
これでダウンロードしたフォントをファイルアプリに取り入れることができました。

◼︎その後iPadOSのSafari上で他のフォントをダウンロードしてみたのですが、種類によってはzipファイルを開くことができないものもありました。
その場合はPC上で一度ダウンロードし、iCloud経由でファイルアプリに取り込むとうまくいきます。

ただし、各フォントごとに定められたライセンス規約に違反しないよう、くれぐれもご注意ください。

設定メニューにてチェックを入れる。

ではファイルアプリに入っているフォントを、Vectornator上で使用できるように設定します。

Vectornatorを起動。最初に「ギャラリー」が表示されますが、「設定」メニューをクリックするか画面自体を左に２回スワイプさせます。

1番上の「フォントライブラリ」をタップ。

ファイルアプリから読み込んだフォントがここに表示されます。今はまだ何も出ていません。
右上の共有ボタンを押してください。

ファイル選択のダイアログが開きます。左上の「場所」をクリックして・・

「ダウンロード」の項目にアクセス。

先ほど入手したフォントファイルをタップします。

フォントライブラリに「源界明朝」が追加されました！タップしてチェックを入れましょう。

これでVectornator上でフォントを使うことができます。
「完了」を押して戻りましょう。

できました！

Vectornatorでプロジェクトを開き、テキストをタイプします。

選択してインスペクターの「スタイル」をクリック。

フォントの種類を開くと、確かにありました！
iPad版Vectornatorでもフォントを追加して使うことができるんですね。

太字スタイルのものを取り入れれば、日本語フォントのロゴ作成にも大いに利用できそうです。

これで更に、Vectornatorの使い勝手が広がりました。モバイル上でもロゴを作りまくりましょう ♪