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CSS:tableの先頭列を固定させてスクロール。

〽️ スマホで観ても苦しゅうない。




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スマホだと苦しゅうございます!

こんにちは、「ふ」です。
HTMLでtableを作成。PCでの表示は、

◼︎ PC

バランスよく表示されています。
しかしこれをスマートフォンで表示すると・・

◼︎ スマホ

こういうのよく見かけますよね。文字列の折り返しが酷くて、見かけがとっても苦しゅうございます。



もうちょっと何とかならないのか。



ここで提案。

excelの先頭行/列の固定機能をブラウザ上で実装。その後に続く「行」をスクロールさせることで、スマホ表示でもtableをバランスよく魅せることができるのでは?

今回、挑戦したいと思います。





メディアクエリ。

元のHTMLはこちら。table要素を羅列すると長くなるのでスクロールさせてご覧ください。

◼︎ HTML


家を建てるなら?

「「1
」」
素材 メリット デメリット
低コスト、短期間で施工完了。 風に弱い。
多少の工期をとることになるが、低コスト。 体当たりに弱い。
レンガ 頑丈。体当たりでも壊れない。 長い工期が必要でコストもかさむ。
「「1
」」

ここで重要なのはtable要素自体を<div>〜</div>で囲んでおくこと。そうでないとスクロールさせたときにbody全体が横に流れてしまいます。


いちおーデフォルトのCSSも載せておきます。

◼︎ CSS


table { border-collapse:collapse; margin:0 auto; } td,th { border:solid 1px; padding:0.5em; }

扨(さて)、ここにメディアクエリを設定していきましょう。「480px以下のデバイス」の場合にtable要素の表示が変わるようにします。

◼︎ CSS


@media only screen and (max-device-width: 480px) { 「「3/*文字サイズを調整*/」」 body { font-size:4vw; } 「「3/*はみ出した部分をスクロールさせる */」」 .soto { overflow:scroll;  } 「「3/*table自体を程よい幅に */」」 table { width:130%; } }



◼︎ スマホ

PC表示の時のように見やすいサイズとなりました。tableのwidth指定ですが、「スクロール可能」をユーザに匂わせるために、右側に中途半端にセルが見え隠れするような幅に調整しましょう。


次はいよいよヘッダー固定です。

 





position:sticky。

◼︎ CSS


table th:first-child { }

tableの先頭列のセルを一括で選択します。

◼︎ CSS


table th:first-child { 「「3/*少しサイズを調整*/」」 width:20%; height:2em; 「「3/*先頭列を左に固定*/」」 「「1position:sticky; left:0;」」 }

ここでもう少し先頭列のサイズを調整しました。

先頭列の固定には、「position:sticky」と指定します。そして「left」プロパティを「0」にすることによって、親要素の左端に配置させています。

プレビューはこちら。

◼︎ スマホ

むむ・・
行の固定には成功しているのですが、先頭列と2列目以降が重なって表示されてしまう。

〜そう、デフォルトでは背景色は「none(透過)」でしたね。色をつけてあげましょう。

◼︎ CSS


table th:first-child { 「「3〜略〜」」 「「1background-color:white;」」 }


完成です。




家を建てるなら?


素材 メリット デメリット
低コスト、短期間で施工完了。 風に弱い。
多少の工期をとることになるが、低コスト。 体当たりに弱い。
レンガ 頑丈。体当たりでも壊れない。 長い工期が必要でコストもかさむ。

⬆︎実際にスクロールさせることができます。







お疲れ様でした。

今回はtable要素の先頭列固定について紹介しました。うまくできましたか?

少し気になること。先程の完成型をスクロールさせると、先頭列の枠線が消えてしまいます・・なぜだろう。
それについては今後また調べてみたいと思います。ひとまづは縦長のスマホ表示でもtableを見やすく表示させることができましたね ♫ 参考になれば幸いです。

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