JavaScriptのドルマーク$に中括弧{ }、
テンプレートリテラルについて。

〽️ 文字列のに変数や式を挿入。 〽️ 使い方とサンプル。  〽️ クオテーション祭り、さようなら。





JavaScriptコードの「?」をまとめたページはこちら⬆︎。





syntax。


let name = "taro" console.log(「「1`こんにちは、${name}さん。`」」);


文字列の中にドルマーク。


こんにちは、「ふ」です。
JavaScriptのコードで目にする、

`テキスト「「1${〇〇}」」テキスト`




文字列の中にドルマーク?

はて? jQueryでもなさそうな....
よく見ると、テキストの前後がバッククウォート「`」で囲まれていませんか?

であれば、これはテンプレートリテラルのプレースホルダです。
文字列の中に変数や式を挿入することのできる、優れモノの記述法です。

通常、JavaScriptで変数などを組み込んだ文字列を作る場合、⬇︎のように非常に面倒くさく、そして読みづらいものを記述する必要がありました。

let text = "(" + foo + ") + 文字列"

しかし。

let text = `(${foo})文字列`

しかし。テンプレートリテラル⬆︎を使用すれば、もっとスッキリ読みやすいコードで書くことができます。
今回もマスターして、コーディングスキルを⤴︎させましょう。

テンプレートリテラルとプレースホルダ。


いまいちその意味がピンとこない2つの呼び名。

テンプレートリテラルとは?

リテラル(literal)は「文字列」、テンプレート(template)は「雛形」ですね。
「文字列のテンプレート」という意味です。たとえば、

こんにちは、( )さん。

といったイメージです。これは「挨拶のテンプレート文字列」といえますね。

プレースホルダ。

挨拶のテンプレートの( )の中にはたぶん、「太郎」「花子」など相手の名前が入るかと思います。 この内容を入れるために確保されている場所のことを「プレースホルダ(placeholder)」と言います。

今回「?」となった記述、「${ }」の正体です。

使ってみる。


JavaScriptでテンプレートリテラルを記述するには、バッククウォート「`」(shift+@)で内容を囲みます。

「「1`」」こんにちは「「1`」」

そしてプレースホルダをテンプレートリテラルの中に含めるには、「${ }」でその領域を確保します。

`こんにちは 「「1${ }」」`

変数を入れてみましょう。

let 「「5name」」 = "太郎"; console.log(`こんにちは${「「5name」」}`); 「「3 >> こんにちは太郎」」

いちいちクオテーション「"」「'」と「+」で連結しなくても、文字列と変数を連結することができます。

プレースホルダに入れられる内容は文字列型の変数だけではありません。次のセクションで色々試してみます。

プレースホルダに入れられる内容。


プレースホルダに変数や式を入れて、出力してみましょう。

数値はそのまま文字列に変換。


数値型の変数はそのまま文字列に変換されます。

let month = 2; let day = 10; console.log(`今日は${month}月${day}日です`); 「「3>>今日は2月10日です」」

演算式。


プレースホルダ内での演算も可能。

let f = 5; let g = 10; console.log(`${f+g}`); 「「3>>15」」

関数の返り値。


返り値のある関数を含めても、ちゃんと表示されます。

const kannsuu = (b) => b**2; console.log(`5の2乗は${kannsuu(5)}。`); 「「3>>5の2乗は25。」」

色んなものを入れることができますね。
文字列との組み合わせが複雑になればなるほど、プレースホルダは重宝します。

クオテーション大会、終了。


最後までお読みくださり、ありがとうございます。
今回はJavaScriptのテンプレートリテラルとプレースホルダについて紹介してきました。テンプレートリテラルには他にも便利な使い方があるのですが、さしあたり「文字列と変数や式の連結」についてお伝えしました。
これでもう、ソースコードに「$」が出てきてもビックリすることはありません。

これまで文字列と変数を連結させるには、「+」と「"」「'」のクオテーション大会が開催されていたかと思います。でもそれも終了。

テンプレートリテラルの記述は最初慣れないかもしれませんが、10回も試せばもうクオテーション祭りには戻れません(笑)、ぜひ試してみてください。

ではまた〜 ♪



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「ふ」です。

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